emotional-eggs

こんにちは、にしだしおです。
いつもありがとうございます。

みなさんは普段、自分の感情とどんなふうに付き合っていますか?

喜びや嬉しさも、悲しみや怒りも豊かに感じているでしょうか?
色んな感情を繊細に感じすぎてしんどい~という方もいるかもしれませんね。
または、感情は邪魔なだけだと感じて、切り捨ててしまった方もいそうです。

私はというと、カウンセリングの世界を知る前は、自分の感情を切り捨てているタイプでした。
だから、自分が何を感じているのか全然わからない人だったんです。

感情を抑えると、自分の気持ちがわからなくなる


私がカウンセリングを定期的に受け始めたのは30代の半ばでしたが、そのときの悩みは、夫とのセックスレスでした。
カウンセリングサービスのHPから、どのカウンセラーが話を聞いてくれそうか、目を皿のようにして選びました(笑)

そして相談に行ったときに、カウンセラーからこんな質問をされたんです。
「どうしてセックスレスを解消したいんですか?」

そう聞かれて、私はちょっと面食らいました。

えっ、だってセックスレスだと、パートナーとの距離があるからダメなんじゃないの? と。

それで、こんなふうに答えました。
「そちらのブログ記事で、『セックスレスであるということは、夫婦間になんらかの問題があるということ』だと読んだからです」

この答え、どこにも私自身の感情がふくまれていないんですよね。
私は自分の感情がよくわからなかったので、感情を説明できなかったわけですが、本当は、心の底ではもっと色々と感じていたはずなんです。

「夫は私のことをそれほど好きじゃないのかなと思うと悲しい」
「女性として何か欠けているように感じて自信が持てない」
「夫ともっと近づきたいのに、それができなくて寂しい」
とかね。

だけど、こういう感情を感じると、悲しくなったり惨めな気分になるので、感じるわけにはいかない!! と抑え込みたくなるんです。
結果として、私は感情をごっそり抜いた言葉でしか答えられなかったのでした。

こんなふうに、感情を感じないように、感じないように抑えて生きてきて、自分がいま何を感じているのかよくわからなくなってしまった……という方も多いかもしれません。

感情を抑え込んでしまうワケ


赤ちゃんは思い切り笑ったり泣いたり、感情をいっぱい感じています。
でも私たちは大人になるにつれて、なんでも自分1人でできるように自立していきます。

そうすると、何かあるたびに感情を揺さぶられていると、勉強や仕事が手につかなくて都合が悪いわけです。
なので、感情はむしろ「邪魔なもの」として切り離したり抑え込んだりして、感じないようにしていこうとします。

感情を感じないように切り離すと、しんどいな~悲しいな~といったネガティブな感情を感じないですむので、ラクではあるんです。

だけど、感情には本来「良い感情」とか「悪い感情」という判断はありません。
そして当然「良い感情は感じてもいいけど、悪い感情は切り捨てる」みたいなこともできません。
ネガティブな感情を感じないということは同時に、嬉しいな~楽しいな~というポジティブな感情も感じにくくなってしまうんですね。

たとえば、私が数年前にうつ病で仕事を休職したときのこと。
私の本当の本音は、
「あんなに昼も夜も土日も働いてたのに、今度は休むのが仕事だなんて、極楽だーーー♡」
でした。

でも同時に「がんばっている職場の仲間たちを裏切ってしまった」という罪悪感もどっさり感じていたので、素直に喜べないんです。
むしろ、この状況をのんきに喜ぶなんて私は鬼畜以下だな、と感じていました。

今から思えば、せっかくの休みをありがたく喜んで、思い切り羽を伸ばした方が回復が早かっただろうなと思うんですが(笑)

こんなふうに、私たちは自分に許可していない感情は、どんな感情も抑圧してしまったりするんです。

感情は、「私らしさ」を教えてくれる


私たちが感情をぎゅうぎゅう抑え込んでいるとき、
「もしも感情を思い切り感じてしまったら、大変なことになる!!」
と、まるで自分の感情を怪物みたいに考えていることがあります。

私の例で言うと、夫との間にある「悲しい」「寂しい」という感情を認めてしまうと、それを夫に伝えたくなってしまう。
でも伝えると、夫を困らせて迷惑をかけてしまうだろうし、最終的には嫌われてしまうかもしれない。
そうなるのが怖くて、自分の中にある感情を見ないようにしていました。

それから、「休むのが仕事なんて極楽だーーー♡」という感情にOKを出してしまったら、私はこのままぐうたら働かない怠け者になってしまうんじゃないか……ということをすごく怖れていました。

でも、自分の感情を感じることは、「自分らしさ」を知るためにとても大切なんです。

夫との距離に寂しさを感じている私は、本当は大好きな人ともっと近づいて、愛し愛されたいと願っている情熱的な面もあるんだな、とか。
休職に極楽を感じる私は、わりと天真爛漫なんだな、とか。
自分がどんな願いを持っていて、何が好きで、どんなふうに愛し愛されたい人なのか? ということを、私たちの感情は教えてくれるんです。

じゃあ、どうやって感情を感じていったら良いのでしょうか。

まずは、「いま何を感じているかな?」ということに意識を向けてみましょう。
意識することで、感じるアンテナは鋭くなっていきます。

そして、1人でがんばる必要はありません。
友人や家族、カウンセラーなど周りの人に、いま感じていることを話してみるのがオススメです。
人に話すことで、自分の心が整理されて感情に気づいたり、相手の反応が自分の感情を教えてくれることもあります。

そうやって、自分の感情に気づき、ただ感じてあげると、怪物みたいに手に負えそうになかった自分の感情も、しっかり受け止めてあげることができるようになります。

みなさんが、今よりさらに自分らしく人生を歩いていけますように、感情を取りもどしていくことを応援していますね!