christmas

こんにちは、にしだしおです。
いつもありがとうございます。

カウンセリングサービスが毎日お届けしているブログ「恋と仕事の心理学」の、土曜日のテーマ「イキイキハッピーライフ」に記事を書きました。





作家オー・ヘンリーの『賢者の贈り物』という物語をご存知でしょうか?

貧しい夫婦が、お互いにクリスマスプレゼントを贈るために、
・妻は膝下まである自慢の髪を売って、夫が大切にしている懐中時計につける鎖を買い、
・夫は金の懐中時計を質に入れて、妻が欲しがっていたクシを買います。
贈り物はムダになってしまったけれど、2人はお互いの思いやりを受け取りました……


というお話です。
とっても素敵なストーリーですよね。

私はその昔、弊社代表の平から「君たち夫婦は、このお話の2人みたいだよね」って言われたことがあるんです。

なんでだと思いますか?

それは、私たち夫婦が、お互いを思いやる美しい心を持っているから……ではないんです!
残念ながら、もっとズッコケるようなポイント。
「めっちゃ噛み合ってなくてダメじゃん~」
って言われたんですよ(笑)

考えてみれば、確かに。
私たち夫婦は、お互いに相手に対して何かをしてあげよう、してあげようとがんばっていました。
もちろん、それ自体は素晴らしいことだと思うんです。

だけどその頃の私は、「パートナーも私のことを愛したがっている」なんて、夢にも思いませんでした。
だから、相手が送ってくれている愛に気がつかず、ぜーんぜん受け取れていなかったんですね。
それで「私は夫を大好きなのに、夫は私のことをそんなに好きじゃないかも……」と不安&不満な日々を過ごしていました。

「与える」ことはとっても大切。
でもセットで「受け取る」こともできるようになると、クルクルと愛が循環し始めました。

そんなわけで、クリスマスが近づくと、このお話を思い出すんです。
私が『賢者の物語』から受け取ったこと、よろしかったらお読みくださいね。