こんにちは、にしだしおです。
いつもありがとうございます。

昨日は、みずがきトレーナーの心理学サロン第9章
「ピンチはチャンス~幸運を受け取るためにできること~」
でご一緒くださいましたみなさま、ありがとうございました(^^)
salon-No.9
ゲストカウンセラーのみんなとパシャリ!
みんな良い笑顔~

ピンチとは、エゴにとっての危機!


ピンチ!!と感じるとき、
行き止まりで道が見つからなかったり、
もう自分にはできることがない、絶望しかない……って
感じてしまったりするのではないでしょうか。

でも!
昨日の心理学サロンに参加させていただいて、
グループワークでピンチ経験をシェアしてみると、
みなさん、それぞれに大ピンチを切り抜けているんですよね。

渦中にいるときはこの危機が
永遠に続くように感じてしまうけど、
ピンチって、そんなに長く続かないんだな~!
そんなふうに思えました。

そしてそして、私がもっとも印象に残ったのは、
ピンチとは、エゴにとっての危機
というお話でした。

私がうつ病になって仕事に行けなくなったとき、
私にとって何が最大の心配事だったかというと、それは
「働けない私には価値がないから、
 休んだら必要とされなく(愛されなく)なってしまう!」

ということでした。

その時期、私は定期的にカウンセリングを受けていて、
カウンセラーからこんなアドバイスをされたんですね。
「しんどい思いを誰かに話して」
「人を頼って、相談してください」
え……そんな人いませんよ……と言う私に、
「誰かいるはずです。必死で考えてください」
って、めちゃくちゃ背中を押されました。

そう言われて、頼れそうな人を必死で考えたら、
地方の支部にいる同い年の友だちのことを思い出したんです。
私の職場は東京の本部でしたが、彼女が出張で東京に来たときに
「私、実はいますごくしんどいんだよね」と打ち明けてみました。

当時の私は、人に頼るって言っても、
友だちも寄り添ってはくれるだろうけど、
それで現状が変わるわけじゃないし、
結局は自分ががんばらないとピンチは好転しないんじゃないの?
と思っていました。

ところが、話を聞いた友人は、私の上司に直談判して、
私が職場のみんなに自分の状況を伝える場をセットしてくれ、
後日また東京まで来て、その場に同席してくれたんです。
さらに「にしださんがつぶれたら、困るのは彼女じゃなくて私たちですよ」
と、上司たちに職場環境を改善するように説得してくれました。

その後、環境が改善されたかというと、
残念ながらそこはあんまり変わらず、
私は職場を休職することになりました。

でも、友だちを頼ってみたことでわかったことがあったんですね。
私はずーっと、
「働けない私には価値がないから、
 休んだら必要とされなく(愛されなく)なってしまう!」
って思ってきて、それが真実だと疑っていなかったわけですが、
私が役に立っても立たなくても、
変わらずに愛してくれる仲間がいたんです。

心配してくれたのは、彼女だけじゃありませんでした。
別の部屋で働いている同僚は、
わざわざ「ここの病院の精神科が良いよ」って調べてくれたり、
ゴハンに連れ出してくれた人がいたり、
いつも通りにバカ話をしてくれる友だちがいたり、
上司も「にしださんは14時からの出社で良いよ」と言ってくれたり。

「役に立たないと愛されない」って思っていたのは、
どうやら私だけだったんです。
これ、私のエゴの部分なんですよね。

エゴっていうのは、怖れを土台にしてものごとを見るマインドのこと。
「役に立たないと愛されないよ」と私に大声で語りかけてくるんですが、
でも私が「役に立たなくても愛される」となると、
エゴは危機に直面するわけですね。
ピンチとは、エゴにとっての危機
なるほど~!!

ピンチをチャンスへ


「うつ病で働けなくなる」という大ピンチは、
「実は私は色んな人から愛されている!」という教えを
持ってきてくれました。
「役に立たないと愛されない」という信念から、
私を解放してくれるきっかけになったんですね。

いま、まさにピンチに直面している!という方がいましたら、
ぜひ「このピンチは、私に何を教えてくれるんだろう?」って
考えてみていただきたいなと思うんです。

今までの成功法則を手ばなして、
もっと良いやり方を手に入れるタイミングなのかもしれません。
1人でがんばることは限界をむかえていて、
誰かと生きる道のほうを示してくれているのかもしれません。
もう一度、自分が本当にやりたいことを思い出して~
って言ってくれているのかも。

あなたのピンチが、チャンスに変わっていきますように。
心から祈っていますね!